私たちのお肌は、常に新陳代謝を繰り返し行っています。
基底層と呼ばれる部分から新しい細胞が生まれて、この細胞は何日間かけて表皮へと押し上げられていきます。
そして古くなった角質(皮膚)は、垢となって剥がれ落ちていきます。
このサイクルのことを「お肌の新陳代謝」または「ターンオーバー」と呼んでいます。
お肌の新陳代謝は、正常な人でおよそ28日間かけて行われています。
しかし、加齢や不規則な生活、ホルモンバランスの乱れや紫外線などの害によって、新陳代謝は衰えてしまいます。
新陳代謝が衰えると、古くなった角質がいつまでも肌の表面に残ってしまいます。
これが原因でお肌のくすみが起きたり、また本来剥がれ落ちるはずであった黒色の色素が皮膚内部にとどまってしまい、シミの原因ともなります。
こうしたお肌のトラブル改善のために、積極的に摂りたいのが「コラーゲン」です。
コラーゲンは、細胞同士の間に必ず存在しており、隅々の細胞まで栄養や酸素を送り届けるという働きも担っています。
細胞にきちんと酸素や栄養が行きわたれば、当然細胞の新陳代謝を活性化することに繋がるのです。
逆に言えば、コラーゲンが不足をしてくると細胞に元気がなくなり、新陳代謝も衰えてしまうという事です。
コラーゲンは、老化をするから減少するのではなく、コラーゲンが減少するから老化が進むと考えられています。
毎日の生活の中で、コラーゲンを摂取することは、お肌の新陳代謝を活発にするだけでなく、身体の全ての細胞を元気にしてくれ、老化から守ってくれる働きがあるのです。
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